2013年7月29日月曜日

パリ 2014 S/S メンズコレクション その5


いよいよ(やっと)パリコレ最後。シーズンの最終日とあって豪華ラインナップです。

LANVIN(ランバン)

ある意味、現在最強のブランドだと個人的に思っているランバン。

以前もどこかで書きましたが、現在のこのブランドはハズレが無いです。どのアイテムをとっても使いやすく、それでいて主張もあります。コレクションを見れば、その変幻自在のシルエットと巧みなカラーリングに理由を見い出すことが出来ます。説得力の高いコレクションです。
トレンドのビッグシルエットやリラックスしたアイテムを取り入れ、またまた新しいシルエットの探求に余念が無いデザイナー、ルカ・オッセンドライバーです。


THOM BROWNE(トム・ブラウン)

現在のメンズファッション界におけるファッションモンスター、トム・ブラウンのコレクション。

なぜかミリタリーなのに完全にジェンダーを超えている、トム・ブラウン的クロスジェンダー。どう見てもサディスティックな趣味のある女性の、なんだかそういったジャンルの衣装にしか見えないんですが。レースとかAラインとかテーパードとか完全に女性に見せることしか考えてないですよね。どうせやるならここまでやれと。靴にカワイイレース付けろと。もうSなのかMなのかわからん。今シーズンダントツで(毎回か)なんだこれくしょんです。


SAINT LAURENT(サンローラン)

今シーズンもわかりやすくロックスタイルを貫くエディ・スリマンによる2シーズン目のサンローラン。

ロカビリーにグラムテイストをミックスさせたような、ギラギラしたと言うよりは綺羅びやかでゴージャス、リュクスなコレクション。相変わらずのスーパースキニースタイルだしもう何も言うことねえ。毎回何も言いません。まあ色んな意味でオオトリを務めるには相応しいのではないかと。画像2枚目にすごい既視感を覚えるのは私だけではないでしょう。整髪料のパッケージに載ってたよね。
しかし今回はまた更にフェミニンですね。この人boys are girlsとか分けわかんないこと言ってたもんなあ。来年はメンズもヘソ出しに挑戦だ。

(画像はすべてWWD.comより)



以上で2014春夏メンズコレクションおしまい。
とにかくクロスジェンダー、フェミニンテイストがかなり幅を利かせています。30代メンズ、ピンチ。
カラーはブルーも若干残っていますが、春夏らしからぬ渋い色味が目につきます。トロピカルプリントもトレンドのようです。シルエットはリラックス。トップスはオーバーサイズですね。


パリ 2014 S/S メンズコレクション その1
パリ 2014 S/S メンズコレクション その2
パリ 2014 S/S メンズコレクション その3
パリ 2014 S/S メンズコレクション その4



0 コメント:

コメントを投稿

Random Post