大寒波の襲来でまさしく冬真っ盛りですが、各所でファイナルセールに突入しようかという時期になると次シーズンの14春夏アイテムが欲しくなる今日このごろです。
ファッション愛好家としてはどうしてもシーズンを先取りしたくなります。そしてファッションの世界は更に先を行っていて、2014-15秋冬コレクションがすでにスタートしています。もう1年先を行っているわけです。ここまでくると正気の沙汰とも思えませんが、それに踊らされてしまう。悔しい。
というわけで、恒例の不人気記事コレクションの勝手に感想文記事がしばらく続くことになります。完全に私が個人的に気に入ったコレクション・気になるコレクションの雑感と覚書です。半年後にトレンド分析に使います。そういう気持ちでご覧いただければと思います。
まずは現在級成長中のロンドンコレクションから。2014年1月6日に現地で発表されたコレクション初日の中から。
JONATHAN SAUNDERS(ジョナサン・サンダース)
ご覧のようにシルエットはトレンドを取り入れながらも至ってオーソドックス、一歩間違えると悪趣味になってしまいそうな色柄が特徴のブランドです。正直こんな色柄で全身コーディネートするのは不可能に近いですが、それぞれのアイテムを見てみるとコーディネートのアクセントとして役立ちそうなものばかり。モスグリーンや細かいダイヤ柄など挑戦的ですが、シルエットがベーシックなので意外とすんなり馴染みそう。
ストリートとの親和性も高そうで、これから人気が出そうな予感がします。MSGMと同じようなポジションかな。
(画像はWWD JAPANより)
RICHARD NICOLL(リチャード・ニコル)
とにかく青、どんだけ青が好きなんだというくらい毎シーズン青いコレクションです。今シーズンも青大量、青のワントーンも数ルック。深い青から軽やかな青まで、とにかく巧みに青を使います。ファーまで青く染めて、ここまでくると何かに取り憑かれているのかと思わないでもないですが、鮮やかに染められてファーは美しいです。
今シーズンは次のトレンドカラーと思われる赤も多数ぶっ込んできました。そして赤のワントーン。実に分かりやすいデザイナーです。いかに色の美しさを引き出すかと挑んでいるのかは不明ですが、素材やトーンの変化で作り上げられたコーディネートはたまに息を呑みます。裾丈の長いシャツを大きくはみ出させてエプロンのようにコーディネートされたルックがセクシーです。
トップスはビッグシルエット、ボックスシルエット。ボトムスはボリュームタップリ目が目につきました。イギリスらしいチェックも。
(画像はVOGUE JAPANより)
以上、ロンドンコレクション1日目から2ブランドご紹介しました。
ロンドン 2014-15 A/W メンズコレクション その2
ロンドン 2014-15 A/W メンズコレクション その3
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