もう3月なのになぜか寒の戻りというには厳しすぎる寒さに襲われていますが、これを乗り切れば春です。きっと。まさかもう一度寒波が来たりしないよね…
と、いつ来るやも知れぬ春ですが、いつ来ようが準備をしておくのがファッションの心得というもの。そのためにはシーズンのトレンドを抑えておかなければなりませんね。恒例のトレンド分析です。
絶対的トレンドはダークなフラワープリントとトロピカル
まず今シーズン絶対に外せないトレンドは、何と言ってもダーク・フラワープリント(フラワーモチーフ)、ダーク・トロピカル。コレクションでも多くのブランドが打ち出し、今シーズンのトレンドの中心となりそうです。コレクションでも数多く登場していたダーク・フラワープリント、ダーク・トロピカル
当ブログでご紹介した以下2014春夏コレクションからいくつかピックアップしてご紹介します。-
ALEXANDER McQUEEN
(アレキサンダー・マックイーン) -
PRADA
(プラダ) -
GUCCI
(グッチ) -
RAF SIMONS
(ラフ・シモンズ) -
DRIES VAN NOTEN
(ドリス・ヴァン・ノッテン)
極彩色やビタミンカラーのフラワープリントやトロピカルは楽しげなムードですが、ダークなそれになると急に物憂げでミステリアスなムードになります。前者が太陽を浴びる昼だとすると、今年のトレンドである後者は夕~夜といった感じでしょうか。
ダーク・フラワープリント、ダーク・トロピカルのおすすめアイテムとコーディネートを考える
トレンドに敏感なブティックではすでにダーク・フラワープリントやダーク・トロピカルのアイテムが並んでいます。以下個人的に気に入ったアイテムたち。価格は無視する方向で。-
SAINT LAURENT(サンローラン)
アロハシャツ -
JIL SANDER(ジル・サンダー)
フードジャケット -
ami(アミ)ジーンズ -
MARNI(マルニ)
フラワー半袖シャツ -
KENZO(ケンゾー)
パームツリーTシャツ
全身のカラーバランスを考えた場合、明るい色とも暗い色とも、中間色とも相性が良いです。つまりほとんどどの色とも組み合わせられます。黒や白がベースカラーとなっているからでしょうね。
柄物との組み合わせは難易度が高いですね。単純に柄物×柄物は難易度が高いので、例に漏れずと言ったところでしょう。同柄で統一するか、他は無地にすると取り入れやすいし、むしろ今シーズンのトレンドっぽいと思います。
毎年毎年、暖かくなってくると華やかになり、夏の盛りにはとめどなくアゲアゲになる街のファッション。ときにはそれが暑苦しくさえあるアゲアゲ許すまじとばかりに2014年春夏ブッ込んで来たこのトレンドはなかなかどうして涼しげで落ち着いた感じがします。子供の遊びじゃないんだよ。て言いたくなる。
なにより春夏シーズンでダークトーンというそのギャップが改めて新鮮なことこの上ないですね。リゾートだとか海だとかといった要素の真裏といったイメージですが、たまにはこんな春夏も良いのではないでしょうか。もちろん私も春夏は出来るだけアゲていこうと躍起になっていました。これからは自分にウソをつかない。今年から春夏はアゲアゲ禁止です。誰も禁止とは言ってない。
ぶっちゃけ30代になるともうアゲてくのが気恥ずかしくなってくるところ、このダーク・トロピカル、ダーク・フラワープリントはバッチコイですよ。つまり大人っぽいムード。なんだか全体的に言葉の端々が古いけど一応最新トレンドを紹介する試みなんだぜ、このブログ。
実はこのトレンド、後に紹介する14春夏トレンドとも関係してきます。というわけで続きますよ。
2014春夏 おさえたいトレンドその2 ハイコントラストとブルー
2014春夏 知っておきたいトレンドその3 クロスジェンダー&ゆったりボトムス
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